福寿満希(ふくじゅ・みづき)
株式会社ローランズ代表取締役
一般社団法人ローランズプラス代表
ウィズダイバーシティ有限責任事業組合 発起人
学生時代に特別支援学校で出会った障がいや余命と向き合う子どもたちの「働く夢」に触れ、その夢が叶う社会を作ることを決意する。
「排除なく、誰もが花咲く社会」を目指し、花や緑のギフトや空間装飾サービスを通じて障がいや難病と向き合うスタッフを多数雇用する花屋、ローランズを運営。従業員のうち半数以上で当事者が活躍する。心を整えながらチームアップで働く環境を整備し、職場作りの新しい形として注目を集める。
企業が単独で取り組む日本の障がい者雇用にチームアップ手法を取り入れるため、2019年にウィズダイバーシティLLP(組合)を設立。
国家戦略特区と連携し、複数の企業が協業して障がい者雇用を生み出すプラットフォームを構築。14社21名(2024年7月時点)の雇用を作るなど、新しい雇用方法を提案している。
2023年6月には、花や緑に関わる仕事を目指す障がい当事者の就職を支援する「ローランズフラワーアカデミー(就労移行支援事業所)」、同年7月には花栽培の体験を提供する「ローランズファームパーク」事業をスタート。
事業を通じて、花や植物のように、オリジナルの自分で咲き誇ることの素晴らしさを伝えている。